２００３年４月１２日、雨。大阪の街はその重圧に浮き足立っていた。 関東、九州、名古屋、岡山、三重など全国各地から巨匠、重鎮、教祖、ＶＩＰが集結するのだ。　 思えばこの壮大な計画は、昨年の秋、九州で萌芽した。 非現実的である、夢物語であると言われながら、多数の大物が参加を表明。 具体案が話し合われる中、まず日時が、続いて方法が決定し、最後までもめた場所は最終的には大阪が京都を抑え、開催地の栄誉を獲得したのだった。		発行 ２００３年４月２１日
水面下で池さんの活躍 今回、幹事という大役に抜擢されたちづるは大阪には土地鑑がない上に方向音痴。 急遽、大阪にアジトを持つ池氏に全てを依頼。 場所の選定から店側との折衝、道案内に至るまで水面下で活躍していただいた。 （なお、池氏だから水面下ということではない） この功績によって池氏にはあくせくより「ありがとう」が送られた。 ちなみに、ちづるがしたのはオフ会タイトルを会場の壁に貼っただけである。
それゆけ！たっくん	一番乗りはもとさん 多数の徹夜組が並ぶと予想された今回のオフ会。先頭は岡山から来場したもとさん。 １時間早く到着する予定でさらに１時間早く着くという幸運の持ち主。 皆さんもあやかってみてはいかがだろう。 　涙の再会 １２日、大阪西九条で行われた「第一回あくせく･銀馬車･とらきち家合同全国オフ会」開始早々に涙の対面が実現した。 当地大阪在住のおれおふりねら氏は、幼い頃離れ離れになった母が九州にいることを独自でつきとめ、対面の機会を待っていた。 事情を知ったＴＡＫＡＯパパ氏のはからいで、この日２５年ぶりの再会が実現した。 まったく予期せぬタイミングで乱入してきた母カエルに、おれおふりねら氏はただ手をとるだけで精一杯。 周囲の涙を誘っていた。 ただし、南米産のおれおふりねら氏に対し、母親が「アオガエル」ではないかとの疑いもあり、後日ＤＮＡ鑑定が予定されている。 　西九条で女性の悲鳴 １２日白昼、大阪西九条で女性の悲鳴が上がり、付近の住民を震え上がらせた。 調べによると女性（とらきちまま）は、近隣で行われたカエル芸が終わったものと早合点し背を向けていたため、カエルがマスクマンに変身したことに気づかなかった模様。 近所の人は「あれはマジでビックリしとった」と話している。 　ご禁制のアメ押収 １２日、大阪西九条で不審者がいるとの通報があり、当局で事情聴取したところ、法律で所持を禁止されているアメを持っていたため、身柄を拘束した。 男は九州在住のまっちゃん。 調べによると、まっちゃん容疑者は家族には大阪へ出張だと偽り、「第一回あくせく･銀馬車･とらきち家合同全国オフ会」への参加という名目で大阪入りし、会場へ問題のアメを持ち込んだらしい。 当局では入手ルートの特定を急いでいる。 関係者の話では「道理で荷物が大きいと思った」とのことである。
		尋ね人 ジャケット すぐ帰れ 　　　　　　こみ

ファッション　 　　　大流行の兆し「にわかせんぺいマスク」 また新たなグッズが日本に上陸した。 ファッションの聖地イタリアはミラノで生まれ、福岡経由で大阪にたどり着いたこのマスク。 若者の変身願望を満たすお手軽アイテムとして人気急上昇。この春、あなたも変身してみてはいかが？ 　　　　　　こんな顔のじっちゃんも、あっという間に大変身！ 次回のファッションコーナーでは、坊ちゃまをお迎えして「ジャケットの重ね着」をお送りします。

経済 １２日、大阪西九条で行われた「第一回あくせく･銀馬車･とらきち家合同全国オフ会」の予算案が店側に提示された。 「う〜ん・・・」と難色を示す店側に対し、オフ会側代表の池さんは「な、頼むわ」案を提出し、最終的には店側が「まあ、ええか」と折れた形となった。 この外交の成果により、オフ会会費は従来の水準以下に抑えられた。 　すいど氏また捕まる １２日夕方、大阪のＪＲ西九条駅でオフ会帰りのすいど氏が自動改札機に捕まるという事件があった。 目撃者のもとさんによると「捕まった瞬間、すぐに駅員のいる改札へ逃亡しようとした」とのこと。 なお、すいど氏は以前にも似たような事件を起こしており、当局では悪質と見て、余罪の追及をしている。

西九条ミュージックボックス １２日夜、大阪西九条でミュージックシーンを塗り替える一大イベントがとりおこなわれた。 日本各地からその県を代表するアーティストが集結。オープニングと同時に会場のボルテージは一気に最高潮。 ＲＧの個人的アンコール、まっちゃんやおれお氏のダンサブルなナンバーにステージは爆発寸前だ。 なかでも、九州と名古屋の歌姫が合体した新ユニット「ｋｉｍ＆ｔｏｍａ」に男性陣はメロメロ。 ＴＡＫＡＯパパの「ヒトサライ」にｋｉｍ＆ｔｏｍａが「ＳＯＳ」とはなんとも暗示的ではないか。

お詫びと訂正　　当日のＴＡＫＡＯパパの曲目は「ヒトサライ」ではなく「サライ」でした。お詫びして訂正いたします。